国内外から四国を訪れる観光客の増加を図るため四国らしい風景や街並みなどの景観を「四国八十八景」として選定し、その魅力を広くプロモートしていくプロジェクトです。四国の素晴らしさを実感出来る「四国らしい風景」とそれを「眺める場所」をセットに選びました。
「眺める場所」は、良い風景をゆっくりと快適に楽しむための工夫(整備)がされていますので皆さんも是非足を運んでみてはいかがでしょうか。
公式HP:絶景の聖地 四国八十八景
正岡子規や夏目漱石をはじめ、多くの文人墨客の清遊地として知られている、高さ96mの白猪の滝は、四季を通じて違う顔を見せる。中でも冬の風景は格別で、滝の水が凍りつき、滝全体が氷の彫刻のような姿を見せる幻想的な風景は圧巻。駐車場から整備された遊歩道を川の音色を聴きながら滝に向かうと、見えてくる滝の大きさに驚かされる。展望所からは、迫力ある滝を間近でベンチに座ってゆっくりと楽しむことができる。
長い年月をかけて浸食された砂礫岩の奇怪な岩肌や、流水が川床にある小さいくぼみで渦を巻き小石が内側を削ってできた甌穴など、自然が創り出した芸術の世界を堪能することができる。渓谷を散策しながら、全長1kmに及ぶ「ナメラ」と呼ばれる美しい川床を歩くことができ、まさに秘境と呼ぶにふさわしい風景を肌で感じることができる。
境内からさらに500mほど登ると、石鎚山の西の遥拝所「星ヶ森」にたどり着く。時間は少しかかるが、さりげない鳥居が周りとの一体感もあり、雰囲気を大切にした素晴らしい風景が眺められる。また、鳥居を含めた写真は、土産話にもなる面白さがある。四国霊場第60番札所横峰寺は、古道の保存状態が良く、丁石、地蔵、遍路墓など遍路文化そのものが残っていることが高く評価されており、古道(横峰寺道)から星ヶ森まで楽しむことができるスポット。
山頂(標高1,982m)からの眺めは、瀬戸内海はもちろん、土佐湾や徳島の剣山、九州・中国地方の山々をも遠望できる素晴らしい眺め。御来光(日の出)や眼下に広がる雲海、またブロッケン現象などの幻想的な風景も楽しめる。 石鎚登山はメインルートで約3時間かかるものの、日本のみならず海外からも登山客が訪れる西日本最高峰の日本百名山の一つ。
日本の近代化を支えた別子銅山、その採掘のために造られた町の跡が標高750mの山中に突然と現れる。立ち並ぶ石造りの遺構の数々が東洋のマチュピチュと言われる驚きの景観を創出している。麓にある道の駅「マイントピア別子」には、復元された鉱山鉄道や特産品を揃えた売店があり、そこから観光バスが運行されていて、同行するガイドから詳しい解説を聞くことができる。
四国中央市の発展を象徴する日本一の製紙工場の煙突が特徴ある景観を作り出しており、工場群を含めた夜景も美しい。公園全体が全面芝生化され、展望所は、丁寧に手入れされたきれいな芝生を登っていき、パッと開けた風景を眺められる。春には桜やツツジが色鮮やかに咲き誇り、訪れる方を癒してくれる市民にとっては欠かせない誇れる場所。
・四国まんなか千年ものがたりは、瀬戸内海と太平洋を結ぶ土讃線の多度津駅~大歩危駅間を走り、讃岐平野に広が る田園、大歩危・小歩危の渓谷が美しい。 ・伊予灘ものがたりは、予讃線の松山駅~伊予大洲駅~八幡浜駅間を走り、肱川に映える大洲城、「愛ある伊予灘 線」から眺められる伊予灘の景色が美しい。 ・しまんトロッコは、窪川駅と宇和島駅を結ぶ予土線を走り、風を感じながら眺める広見川沿いの里山、四万十川に かかる沈下橋の風景が美しい。 ・列車によってそれぞれの心温まるおもてなしがあり、魅力ある特別な体験ができる。